大人とか子供とかじゃなくて一人の人間として

いつからだろうか
自分が学歴至上主義的な考えを持つようになったのは・・・

小学生時代は成績優秀というわけでもなく普通といった感じだった
でも良い成績が取れたときは素直に嬉しかったし
テストで低い点数を取ったときは怒られるのが怖くて親に内緒にしていた
小5のときだったと思う、担任の先生のおかげで歴史に興味を持った
小学校の卒業式のとき、小6の担任から歴史の勉強頑張ってなどとも言われた
ただそれだけの理由、歴史を勉強したいと思ったのは
それだけの理由だけどそれが今の俺へと繋がっている

中学で友達と成績で争うようになっていた
中3のときには塾でもトップクラスに入って優越感に浸っていた
夏休みの頃には塾でも下から数えたほうが早いくらいの順位だった俺
だからこそ、勉強ができるということが自分の中でも良いことだと思っていた

高校に入って成績がどんどん下がって学年最下位まで記録した
でもきっと大学受験も大丈夫だと甘い考えが脳裏を巡っていた
そして大学受験失敗
自分のプライドとか何もかもがグチャグチャになって・・・
それでも編入試験のことを知り再挑戦しようとしている



でもなぜそこまでするのか
学歴ロンダリングか?
そんな気持ちで受かるはずもない

違うんだ
ただ今の自分に納得いかないだけ
なんとも子供っぽい理由だろうか
なんだかんだいっても自分の中でのプライドをひきずっている
ボロボロな情けないプライドを



中学のある友人はすでに働いている
そうやって自立して生きている人がいる、同じ年齢の人が
俺よりも年下でも働いている人もいる

そう考えると、何やってるんだろう俺、と思う
親が家賃を払い仕送りまでしてくれて
なんという恵まれた環境下
大学という、一見最高教育機関に見えるけども中身はチャランポランした機関
なんのために大学に行っているのか



ゴチャゴチャ言っても始まらない
今の大学が嫌いだ
なぜ受けたか?滑り止めだから
でも少しは希望を持って大学に入学した4月
儚い希望だった

止まったままの自分の人生の歯車
動かす方法は、自分を変えようとする気持ち
そして変えるチャンスを掴むこと