ミーハー

硬派を装う私ですが、実はミーハーだったりします。別に硬派になりたいわけじゃないんです、男ってのはそんなもんです。変なところでへそ曲がりなのが男なんです。



ケータイ小説ってものを読んでみた。手始めに「恋空」ってやつを。

批判されてる理由とか、若い人に人気ある理由が少しはわかった気がする。国語力、というか語彙力がない、というのが第一印象。難しい言葉ばかり使ってるからといって良い作品といえるわけでもありませんが。正直、読んでてその描写が思い浮かべなかったです。それって、動的表現のできない小説というものにとっては致命的な欠点じゃないでしょうか。

全部読んでないので、あんまり適当なことは言えないですが。「友達の恋愛話」程度の気持ちで読むのなら面白いのではないでしょうか。文学作品と言えるかどうか、世間の反応が示している通りですかね。こういった友達との会話の一部分を切り取ったかのような文章だからこそ、若い人の共感を得たのかな。楽に読めますし。

まぁ、俗にいう「美少女ゲー」やらで感動してしまうような私は、「ケータイ小説」で感動している人以上に痛い存在なのでしょうが。いや、どっちもどっちか。ジャニーズオタクとモー娘オタクを比較するようなもんですね。これは失敬失敬。