読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

『おくりびと』を観てみたよ!

思っていた以上に面白かったです!前半のテンポの良さは素晴らしい、後半まで飽きずにきっちりと観ることができました。広末涼子もまだまだ現役ですね、29歳らしいけど全然若い。昔と比べて大人っぽくなったというか。いいね。

お菓子、お肉、ジュース。困ったことに、おいしいものというものは概して人を太りやすくする食べ物だったりします。おいしいものばかり食べてるとすぐに太ってしまうのです。しかし、人間は食欲というものを抑えるために大変な労力を使います。食べるのであればおいしいものを食べたい。ダイエットに苦労するのはそうゆうことなのです。さらに、お肉などというものは他の生物の命を食べるわけです。命を食べて自らの命を食いつないでいく。生きていくには、何かを犠牲にしなければならない。世の中、なかなか困ったものなのです。

さらに困ったことに、人は他の生物の命を食べることを躊躇しませんが、人の死に対しては穢れのあるものとし忌み嫌ってきました。そして伝承によって人喰いを一般化させ、人肉を食す人を劣っている、野蛮であるというステレオタイプを生み出しました。それだけ、人の死というものは人にとって異常で、理解し難いものだったのでしょう。

作中で広末涼子は夫の本木雅弘が納棺の仕事をしていることを知り、彼を穢らわしいと罵ります。その一方で、彼女は鳥の肉を何の迷いもなく食卓に並べる。

初めての納棺士としての仕事が終わった日の夜、食卓に並べられた鳥の肉を見て本木雅弘は嘔吐する。

納棺士の山崎努は白子が好物。納棺士として経験を積んだ本木雅弘はクリスマスパーティーで鳥の肉を美味しそうに食べる。

でもこれが生きるということであり、死ぬということなのだ。困ったことに、だ。