『イングロリアス・バスターズ』を観てみたよ!

新宿にて。とても面白かったです!台詞と台詞のあいだの絶妙な間、ユニークな台詞回し、観客を惹き付けるカメラワーク。どれをとっても映画初心者の僕が観てもわかるほどの素晴らしさ。こんな面白い映画の途中で、席を立って映画館から出て全額返済してくれ!なんて言えるでしょうか?僕には言えません。タランティーノ監督が自信を持つのも納得です。

ブラット・ピットって何歳だ?と思って調べてみると45歳らしい。大人の格好良さというのでしょうか、男の僕でも惚れちゃいます。特に、中盤に彼が袖を捲ってるところのそこから覗く筋肉がすごい。45歳でその筋肉!?と思うくらい、んで格好良い。どうして彼はこんなにも格好良くて、演技が上手くて、ユニークなんだろう。まさに天才と言わざるを得ない。

終始緊張感を保ったシーンの数々。それは第1章における会話のやり取りから炸裂してます。ひとつひとつの言動からその緊張感が滲み出てるんです。観てる側の僕らも、さぁどうする・・・と手に汗握りながら観ちゃいます。そうやってどんどん映画のなかに引き込まれていっちゃうのです。

だから、この映画を観ててよくわからないところが出てきたのはショックでした。僕はまだ映画を”観てる”のではなくて”見てる”にすぎないのだなぁと。ただ「面白かった」「格好良かった」という、小学生の感想文みたいなことしか言えない。映画からわかることはそんなことだけじゃない。自分の糧になるようなことがたくさん詰まってるのだ。

たくさんの映画を観て、たくさんの本を読んで、たくさんの人と接して、僕はもっと勉強しないといけない。得ることのできるものから得ないなんて、そんな贅沢をしてられないんだ。そう思わされました。