『ONCE ダブリンの街角で』を観てみたよ!

脇役はもちろんメインの配役にも名前はなく、さらに台詞は少なく終始音楽ばっかり流れてます。そんな映画ですが、カメラに写る人物からはその感情が読み取れるような迫力と緊張感が出てるんです。音楽も良い感じで、寒々しいダブリンの街並に合ったような感じ。ダブリンのストリート、ボロボロのタカミネのアコギを片手に歌う1人の男、なんつーか渋いです。

映画を観終わった後、激しくバンドがやりたくなりました。レコーディングスタジオのシーンは個人的にお気に入り。初レコーディングで右も左もわからないバンドにミキサーはガッカリするんです。こんな奴らの曲なんて大したことないだろう、みたいな。でもボーカルの声に魅了されるわけ。その後はもうなんか皆一緒に楽しくやってんだよね。わいわいやってるシーンなんて、あぁ楽しそうだなぁとか羨ましく思ったり。

それはいいとして、馴れた男ってのは会ったばかりの女性に対して「今晩泊まってく?」とか言うもんなの?それくらいの積極性が必要なんだろうけど、僕にはとても真似できません。そうゆう男に対して、女性は懐疑心を抱くのが普通なんじゃないかな。でも、世の中には男にほいほいとついていく女性も、僕が実際に知っているだけでも何人かいるわけで、改めて女性との付き合い方ってのは難しいなぁと思ったりもして。僕みたいに女性を意識しすぎるってのも問題なのだろうけど。まったくもって童貞らしいですね。