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『グラン・トリノ』を観てみたよ!

素晴らしいの一言!俳優クリント・イーストウッドとしては最後の作品、その有終の美をしっかりとかざることができたのではないでしょうか。演技も文句なし、頑固な元米軍兵士の役に成り切ってた。作品の脚本、台詞回しも面白い。汚い言葉も彼にかかればカッコよくて渋い言葉に変化、まさに俳優だ。

グラン・トリノとは、1968〜1976年にアメリカで販売されていたフォード・トリノシリーズの中の72〜76年に製造されたものです。本作で使用されたのは1972年製のグラン・トリノ・スポーツというものらしいです。(英語版Wikiより)アメ車はもちろん、車についてあまり造形が深くいわけではないので正直なところよくわかりませんが、車というものは昔から好きでした。小学生の頃、地元県内に唯一あったサーキットに年に何度か通ってフォーミュラ・ニッポンやらGTやらをよく見たものです。

車は1920年代以降、アメリカにおいて一種のステータスとなりました。車を持つことが何よりも最優先されて、裕福な家庭でなくてもローンを組んでまでして車を購入していました。生活の必需品、まぁなくてはならない環境に1920年代はなってしまったというのもありますが、そこらへんの詳しいことは『Middletown』とか読んでみたらいいと思います。

さて、そんな車ですが、現代においてもやはり生活の中でかなり重要な地位を占めています。とはいっても、メディアで報道されるように若者の車離れというのもまたあるようです。ですが、それは経済的な理由であったり、交通網の発達した大都市圏では必ずしも必要ではないから、というのもあったりするので一概に「車は必要ない」ということは言えないと思います。一部の人にとっては、車は自分を表現するものとなっているのも事実なのですから。少しカテゴリが違うかもしれませんが痛車などはその1つの例と言えるかもしれません。

この映画の中でも、車は自分を表現する媒体として描かれているように思えます。グラン・トリノは皆の憧れではあるけども、しかし頑固なイーストウッド以外誰を乗せることもない。グラン・トリノイーストウッドと一心同体、グラン・トリノは彼そのものなのではないかなと思いました。

車中心に書いてきましたが、それ以外にも見所はたくさんありとても良い映画です。友達と喧嘩しちゃったり、ちょっと寂しい時に観ると心が温まるのではないでしょうか。素晴らしい映画です。