こんばんわ、わたしでした。
ひょんなことから物理サーバをESXiに移設することになったのでその備忘録。P2V(Physical to Virtual)ですね。なんてことはない、さすがVMさん素晴らしく楽なツールを開発してくださいました、と。
今回は以下の様な構成でやってみます。
- 物理:CentOS6(10.27.10.102)
- 仮想:ESXi 5.5(10.27.20.100)
公式サイトよりダウンロードします。当然ですがログイン必須です。インストールは適当にエンターキー連打してたら終わります。
※事前準備として、物理サーバと仮想サーバは電源をONにしておきます。また、物理側ではなるたけサービスを停止しておきましょう。まぁ大抵はなんとかなりますが念のため。あと、rootのSSHログインは許可しときましょう。
インストールが終わったらexeを光の速さでダブルクリックします。すると以下のような画面が立ち上がってくるので、左上にある「Convert machine」をクリックします。
すると、何やらダイアログがあがってきますが、臆することはありません。「君がコンバートしたいソースシステムを選ぶのだ」と言われているだけです。
source typeは「Powered-on machine」を選び(デフォルトです)、「A remote machine」のラジオボタンを選んでIPやらrootのパスワードを入力し、OS FamilyはLinuxを選択。Nextすると、セキュリティワーニングで怒られますが安定のスルーでいいと思います。
次は移設先のESXiホスト情報を入力し、Nextします。
ESXi上のゲスト情報が表示されます、がそいつはどうでもいいのでゲスト名を「Name」の箇所に入力し、Nextします。
適当に立てた仮想サーバなら、下の画像のようにlocalhostなんちゃら、と見慣れたアレになっていると思います。こいつが移設先になりますので、選択してNextします。
なにやらゴチャゴチャになっていますが、各種設定を変更していきます。お好みでどうぞ。
ただし、「Helper VM network configuration」は必ず設定してください。仮のIP、みたいなものなので設定していないとP2Vに失敗します。仮なので、移設完了後のゲストサーバのifcfg-eth0やらの設定が書き換わるわけではありません。
終わったらNext。
サマリー。問題なければNex、Finishします。
元の画面に戻って、バーを眺めていれば終わります。私の環境では数分で終了しました。あっという間。お湯を沸かしてカップ麺に注いでたら終わってました。
うーん、素敵やん。楽すぎて鼻毛出る、おっ、鼻毛カッターの出番かな?