古いCatalystスイッチをカスケード接続する

Catalyst 2950を2台用意し、タグVLAN且つLAGで接続・・・しようとしたけどリンクアップすらしない。LAGがダメなのか?と思い、1本ずつやるも、ダメー。設定がダメなのか?と思い、コンフィグをいろいろ修正するも、ダメー。

っで、ポートが死んでいるのかと思い、端末をトランクポートに直挿しすると、リンクアップしたよこれ。あれ?もしかして・・・ということで、mdix autoと打とうとしたら「Invalid input detected at '^' marker.」であぼん。なるほど、把握。つまりこのIOSではAuto MDIXが使えないってことですね、はい。

Auto MDIXが当たり前、という環境からネットワークの勉強を始めたので、まさかここでクロスケーブルが必要になるとは思わなかったです。とりあえず即興でクロスケーブル作って、挿し挿ししたら無事リンクアップ。LAGも問題なし。

CiscoスイッチのIOSは、個人ではアップデートすることがなかなか難しいわけで。どうしてもアレなときはヤフオクで適当なものを落札し、IOSイメージを抜き取るしかないですよね。

古い機器を弄る時は、今回みたくAuto MDIXだったり、オートネゴシエーションだったりがサポートされているかどうかを確認しなきゃ、ってことですか。というか、同じように古いIOSが乗った3750を弄ってた時も、Auto MDIXがデフォルトで無効だったためにハマってたよなぁ、ということを思い出した。自分の学習能力ゼロっぷりに草。

以下、タグVLANとLAGの併用設定時の(私的)覚書。

  • switchport mode trunkは、デフォルトでは全てのVLAN IDの転送を許可
  • switchport trunk allowed add vlan-idで、必要なVLAN IDだけを許可して無駄なトラフィックを防ぐ
  • ただしポートチャネル設定時は、物理ポートではなくinterface Port-channelに許可するVLAN IDをaddする

しかしまぁなんだ、ネットワークエンジニアな方々からすると一瞬でわかるようなことに2時間も悩むとか、いやはやもっと勉強せねば、と思ったものです。みつを。