大学編入体験談 その2 〜大学生活と受験勉強の両立〜

【第2回 僕には勉強と遊びを両立することはできますん!】

部活も勉強も両立してる人とか高校時代に1人はいますよね。ああゆうのは天才だからこそであって、僕みたいな童貞野郎には不可能なことでした。

・とりあえず諦めてみた

さてさて、前回は僕が編入を目指したキッカケなるものをgdgd書いてましたが、今回は受験勉強期の生活についてこれまたgdgdと書いていきます。

僕は3年次編入といって編入先の大学では3年生から始めることができるという一般的な編入学をしたわけですが、実は2年次編入というものを最初は考えていたんです。2年生から新たな大学で始めるってやつです。となると、受験は大抵は大学1年生のときに受けることになるのです。ですが早々に諦めました。サークルやりつつバイトもしつつ大学も行きつつで勉強する暇も気力もなかったんですね、そもそも僕は勉強嫌いなので家で勉強なんてできるわけない。

そのまま大学1年の秋を迎えて、気がつくと冬になってたというんです。諦めるもなにも最初からやる気なかったっす。サークルも楽しかったし大学も徐々に馴れていって、もうこのままでいいや、とか思い始めたんです。僕の周りには同じように編入を目指していた人が数人いたのですがこの時点で皆やる気なくなってました。この大学でも十分面白いしまた受験やるのマンドクセー、とかいう始末。そりゃそうですよ、4年制大学からの編入受験で一番大変なことはモチベーションの維持、これにつきますな。

そんなときに両親から聞かされたのが、"編入予備校"の話。

・俺頭悪すぎワロタ

大手予備校でも編入コースなるものがあるそうなんですが、僕が通ったのは編入受験に特化した予備校でした。勉強嫌いの僕もこういった予備校に行けばちょっとは頑張れるんじゃね?とか思って意気揚々と調べてみると、学費に驚いた。いやね、そんなに高いわけじゃないんですが貧乏学生の僕にはそんな金あるわけねぇのです。結局は親から借金することになったのですが未だに返済できてませんorz

それはさておき、この予備校では英語のクラス分けテストが最初にありました。当時の僕は英語が結構苦手だったのですが現役時にセンターではそれなりの点数取ってたからまぁいけるだろう、とか調子に乗ってました。結果は、一番下の下のクラス・・・なんかもうね、死んだほうがいいんじゃないかと思いました。

・バイトもサークルも大学生活も終了のお知らせ

予備校での自分のレベルの低さを痛感しここで一大決心。サークルもバイトも辞めました。というか、これは当然ですよ。受験しようとしている人間がサークルなんかで遊んでて受かるわけがないって話です。僕は編入受験一本で1年間頑張ろうと決めたのでした。

日中は大学に通い、その後電車で1時間近くかけて予備校に行き、そして帰宅。こんな日々を2ヶ月ほど続けていたおかげか次第に英語のレベルも上がっていきました。これはホントに嬉しかった、元々が何も知らなかっただけに教えられるとどんどん吸収していくことができるんでしょうね。

だけどやっぱりキツかった。予備校からの帰りの電車や新宿駅で遊んでる大学生らしき集団を見ると、俺何やってんだろ・・・とか思っちゃいますもの。だって大学生ですぜ、それなのに受験勉強してるとか悲しすぐるだろ。とか思ってたらだんだんと予備校もサボり始め、家に引き蘢っていったのでした。

・夏を制する者は受験を制する!

夏前くらいからやる気を取り戻して、手始めに小論文の練習をガツガツやってました。サボっていた分の授業プリントをもらい、自習室でせっせと課題を書き提出。数週間後に添削されて戻ってきてその内容を見て驚いたね。褒められまくりんぐ。これがリハビリになったのか、夏期講習は本気で勉強してました。

朝は9時から夜の21時までひたすら予備校で勉強。昼休みに予備校の屋上で食ってたコンビニのパンの上手さは異常だったのを今でも思い出します。ある意味青春だな。ただね、帰りの電車とかで浴衣姿のカップルとか見ると本気で泣けてきます。その横で単語帳を必死で見てる僕の惨めさといったらこれまた・・・

いつしか英語のクラスは上から2、3番目になってて、小論文も好調。編入模試では夏の時点で第1志望がC判定。俺の時代ktkrとか舞い上がってたのは言うまでもありません。もう少し頑張ればガチで合格できるんじゃね?とかまたまた調子乗り始めたのでした。

でもやっぱりモチベーションの維持って難しいっすよね・・・

・いやもう無理っすorz

10月になって大学の後期が始まると、予備校に行くのが怠くなりました。大学行った後に1時間かけて予備校行くとか面倒臭い以外の何ものでもないね。

正直諦めてました。でも受験は受けに行ったのです、という話は次回へ。