『アパートの鍵貸します』を観てみたよ!

1961年のアカデミー賞5部門受賞、名作中の名作ですね。50年経った今でも色褪せない面白さを保ってました。昔の映画って今観てみると結構退屈に感じちゃう人が多いようです。まぁ60年代くらいの映画は別に古いとは言いませんけど、というか個人的にはこの頃の映画が一番面白いと思んです。

若き日のシャーリー・マクレーン、美しいですね、可愛いですね、惚れちゃいますね。そして、今は亡きジャック・レモンの喜劇さながらの面白い演技。笑えます。ラブストーリだけどコメディっぽいのはジャック・レモンの演技のおかげですね。

主人公のバクスターはニューヨークの保険会社に勤務する独身男性。そんな彼は昇進のために、4人の上司に自分のアパートの部屋を浮気女性と過ごすために貸していたのだ。アメリカではモーテルとかは郊外にあるためになかなか利用し難い。街中にあるバクスターのアパートは使い勝手が良いのです。

そんなある日、部長にもそのアパートを貸すことになってしまうのだが、その部長の浮気相手がバクスターの気になっていたフランというエレベーターガールだった。だけどもこの部長、離婚する言っておきながら実行しようとせずに、その結果何人もの女性と浮気をしてきていたという。本気で部長を愛していたフランは全てを投げ出そうとして自殺しようとします。

いやでも浮気はやっぱりダメだって。浮気してる本人たちだけでなくて、周りの人をも不幸にしちゃってるんだからどうしようもないよね。しかし何で男ってのは一途になれないんですかねぇ、ってそれは女の子も同じことなのかもしれないけど。

こうゆう昇進の形、いわゆる賄賂的なやつだけども、なかなか面白いよね。世の中はこうゆうので溢れてるんだろうなぁ。実力じゃなくて間違った昇進の仕方をしてる人。まぁそれも能力っていってしまえば聞こえは良いのですが。いや、世渡り上手と呼ぶべきかな。