『マイマイ新子と千年の魔法』を観てみたよ!

まだ公開が続く地元山口にて。舞台は僕の母校のある地域、原作者は母校のOB。ということでこれは観なければ!と思っていたら、いつの間にか東京での上映は終了していました。阿佐ヶ谷でレイトショーが決定したりするも、満員御礼でなかなか観ることはできないと。だったら帰省ついでにということで、今日やっとのこさ観ることができました。

観終わって一言、「うおぅ!」と。っで何が面白かったのだろう、と考えるもなかなか言葉にできない。とりあえずこの作品の面白さを頑張って言葉にしてみた。この作品を観たことで自分の子供時代を思い出し、その感情を大人になってしまった今では失われてしまっていることに気付いたとき、そこに面白さみたいなものを感じるのではないかなぁと思う。な、なにを言ってるのかわからね(ry。子供にしか楽しめないこと、見えないこと、そういったものをとても上手く表現してるなぁと思います。

別に物語のなかで何か衝撃的なことが起こるわけではなく、超絶可愛い女の子がキャラとして出ているわけでもない。ワクワクするわけではなく、ドキドキするわけでもない。それでも面白いのは先に述べたようなことがこの作品の根底にあると僕は思います。物語というものは、ワクワクやドキドキだけが全てじゃない。もっと僕たちの心に訴える何かがあるはずで、この作品にはその「何か」を導く答えの一つがあるように思えます。

作画的には十分なものでした。子どもたちで簡易ダムを作って遊ぶシーン、そのダムから流れ出す水のエフェクトはなかなか良かったです。あと、貴伊子が母親の写真の真似をしてポースをとるシーン、めっちゃ可愛かった・・・貴伊子おおおおおおおおおおおおお!

というわけで、この作品は今月も阿佐ヶ谷でのレイトショーが決まっているそうなので、まだ観ていない方はぜひこの機会に。決して子供向けの作品ではなく、大人にこそ観ていただきたい素晴らしい作品です。