"Happy Birthday to me"

1989年って日本にとっても世界にとっても激動ってレベルの年じゃないですよね。昭和天皇の崩御に始まり、消費税の施行、坂本弁護士一家殺害事件、中国では天安門事件、ドイツではベルリンの壁崩壊、アメリカとソ連の冷戦終結などなど。1989年やばい、まじやばい。ハンガリーやポーランドの民主化は91年のソ連崩壊や、ドイツ統一に影響を与えたり、歴史的にみても1989年の異常さは際立っています。

そんな1989年2月27日、僕はこの世に生を享けました。それから23年。幼稚園を卒園し、小学校、中学校、高校を卒業しました。来月には大学を卒業する予定です。皆と同じように、一言では語り尽くせないほどいろいろな体験をしてきました。

23年前の両親は僕がどのように生きていくのか、どのような人生を歩んでいくのか、おそらくきっといろんなことを考えていたと思います。両親の愛をいっぱい貰って、もちろん姉や後に生まれることになった弟からもたくさんの愛を貰いました。僕はそれに応えることのできる人間になれたのかなぁ。素直にその愛を受け止めることはできていたのかなぁ。23年前の両親を、今の両親を悲しませていないかなぁ。

社会的にも大人になって、これからは愛を貰う側ではなく愛を与える側にならなければならないと思います。うん、自信ない…。ないけどやらなきゃいけない。来年、再来年、そして10年後の自分はちゃんと愛を与えることができる人間にならなきゃいけない。そして、自分をも愛せなきゃいけない。やっぱり自信ないなぁ…。

でも、はっきりと言えることがあります。

ありがとう。両親に、家族にありがとう。友達にありがとう。今まで僕に携わってくれた全ての人にありがとう。僕は元気に、ちょっとひねくれてるかもしれないし、天邪鬼かもしれないけど、元気に生きています。

誕生日おめでとう。