紙媒体もいいけど電子書籍もいいんじゃない

以前のように、「よーし、パパ、帰りに新宿のジュンク堂寄っちゃうぞー」とならない環境下での生活となりましたので、Kindleが便利すぎて困ってしまう(つい買いすぎてしまう的な意味で)今日此の頃です。あけましておめでとうございます。仕事辞めたい。

千と万

関谷先生の描く「女子中学生」は、僕たちの思い描く理想にほぼ近いのです。それでいながら、変にリアルなところも持ち合わせているので、夢がさらに拡大されていく、そんな感想を抱かざるを得ないです。初潮に悩んだり、気になる男子のことを横目で追ったり、思春期特有の父親に対する嫌悪感だったり、でもやっぱりまだまだ子どもなのか父親のことを捨てきれない、そんな迷える子羊感を上手く表現しているなぁと、改めて関谷先生の凄さ、恐ろしさに驚くばかりです。

ハクメイとミコチ

こういうファンタジー物語は、二次元と共に青春時代を過ごした僕にとって大好物でしかないわけです。いろいろな種族が同じ言葉を話し、同じ場所で生活をしている、なんて素敵なんだ。それに加え、ただただファンタジーな世界というわけでもなく、現実的な側面も持ち合わせていて、そこにまた共感を覚えずにはいられないです。こんな世界で生きてみたい、そう思わせてくれるファンタジー物語って、それだけで大成功だと僕は思うんですよね。

あぁ、紙の本で買ったらボロボロになるまで読みまくるのだろうなぁ。それはそれで良いけど、いつまでも綺麗な状態で作品を楽しめるというのも悪くないよなぁとも思っていたり。電子書籍も紙の書籍も、僕はどちらも大好きでありたい、本である限りは。