『ジョイ・ラック・クラブ』を観てみたよ!

日本版のwikipediaに記事が存在しないという、要するに世間的にはB級映画の位置付けってことでしょ・・・だがそれがいい!面白くない映画を見終わった後の絶望感ってなんか気持ち良いんですよね。そんでもって、「いやいや、どこか良かったところはあるはずだ!見つけるんだ!」と必死になって探すのもまた面白い。皆もB級映画観ようぜ!

(つっても、原作の小説は結構なベストセラーになったらしいんだけどなぁ)

中国から移民としてアメリカへ渡ってきた4人の女性とその娘たちの物語。彼女らは皆それぞれに悲しい過去を背負っていて、それを上手い具合に群像劇として描いています。その過去ってのがすっげぇ酷いわけだ。娘たちは母親たちのその過去を知らないわけで、それがまた深い溝を作ってしまっているという。娘たちもまた結婚生活などで酷い仕打ちを受けたりしてて・・・あぁもう悲しくて見てられんorz

でも次第に母娘らは互いを知ることで理解し合い、やがては深い絆で結ばれていくのだ。うん、イイハナシダナー。ただね、8人の物語が作品内で描かれてるわけで相関関係とかが意味不になってしまうかも。まぁでも構成的には非常にわかりやすく作ってあるので素直に観てれば問題ないとは思います。

食事のシーン、中国とアメリカ双方の文化がよく描かれててとても面白いす。あと、冒頭の麻雀シーンのユダヤ式麻雀と中国式麻雀について説明するところはなかなかに興味深い。ユダヤと中国で麻雀に違いなんてあるのな、そもそもユダヤが麻雀やってることに驚いた。暇なときに調べてみよう。

どうでもいいことですが、先日役満出ました。大三元が。やっぱり嬉しいもんだね。